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ごあいさつMESSAGE


梶原 誠司
国立大学法人 九州工業大学 情報工学研究院長

CEOこのたび、LSI研究で世界的に活躍する教員団が結集し、情報工学部とマイクロ化総合技術センターがある飯塚キャンパスにおいて本センターを設立することになりましたことは、情報工学研究院長として大きな喜びであります。本情報工学部は、北部九州の中心に位置する飯塚の地に設置されて今年で27年目になりますが、設置以来約30年にわたり情報工学部の中核としてLSIに関する先進的な教育研究が行われてきました。また、マイクロ化総合技術センターは1990年に飯塚キャンパス内に設置され、LSIの製造ができる半導体LSI技術開発施設として20年以上にわたる実績を積み上げてきています。このような飯塚キャンパスにおいてLSIの最先端研究を行う本センターが設立されることは必然にも思えますが、何よりもこれまでの実績を作ってきた教員団の努力の賜物であるといえます。今後、世界的研究拠点を目指すに相応しい研究者がそろった本センターがどのように展開し発展していくのか、皆様どうぞ楽しみにすると同時に多いにご期待ください。

尾知 博
国立大学法人 九州工業大学 ディペンダブル集積システム研究センター長

CEO 情報技術が社会や産業の隅々にまで浸透していくにつれ、そのインフラの役割を果たす集積システムの脆弱性問題が深刻さを増しています。例えば、通信におけるセキュリティ問題、設計ミスや製造不良の他、使用中の劣化等による集積回路の誤動作等は、社会や産業へ大きな打撃をもたらすだけではなく人の命さえ脅かします。このため、次世代情報技術に向け、機能や性能だけではなく、安全・安心で持続的発展可能な社会や産業の実現に貢献する高度な情報システムの創出が強く求められており、世界的な研究開発競争が起きています。本センターは、無線通信、高性能メモリ、LSIテスト及び高信頼化技術の研究者による緊密な連携及び国際協働で得られる強いシナジー効果によって、高信頼・高品質な次世代集積システムの基礎技術の確立、及び、自動車、航空宇宙、医療機器等の成長分野に特化した応用技術の開発を目指します。さらに、世界水準の高い研究レベルを基盤として、LSIの設計とテストに関するアジアの教育拠点となりうる教育システムを整備し、世界で活躍できる高度な情報技術を持つグローバルな人材の育成にも力を入れます。皆様方のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い致します。

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所在地

〒820-8502
福岡県飯塚市川津680-4
九州工業大学情報工学部内
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